2011年12月31日土曜日

・本気で何かを変えるために 〜具体的にどうするか編〜




真剣に○○をやっていきます。
○○をやっていかなければいけないと思っています。
と,誰かが言った時には,こう尋ねてみるといい。

「で,具体的にはどうするんですか?何か考えがありますか?」と。

具体論が伴っていなければ多分「それ」は達成されない。

多くの人が「それ」が必要だと考えていても,
達成されないなんてことは山ほどある。

平和がいいよね,ってみんなが思っていたって,
達成されないのだ。

具体的な技術がない職人仕事などない。
思想と技術は必ずセットだ。

どうすれば,目指す「何か」から,
やっていることがずれないでいられるか。

具体論に入ろう。

まずは,
自分の中の「何か気になる」「飽きた」「疲れた」「眠い」
という感じを大事にする事だ。

我々はこれを理性や真面目さや常識によって押さえ込もうとする。
しかし,「何か気になる」「飽きた」「疲れた」「眠い」という感じは,
その隙間をぬってひょっこり出てくる。
もちろん無視する事はできるが,これを積極的に大事にしていくのだ。
これはトレーニングすればできるようになる。

もう1つは,身近なところに論理的に行動しない人,
遊び好きなヤツ,適当なヤツ,いい加減なヤツをおいておく事である。
トリックスターという。
彼らが飽きて他の事をやり始めたなら,
その目標は見直した方がいいかもしれない。

家庭内で言えば,
子どもやおじいちゃんおばあちゃん,
国で言えば,怒られるかもしれないけど,
経済の論理の外にいる天皇かもしれません。
ありがたやありがたや。

それからミーティングは,
なるべくふざけたムードが許される場でやる。
飲み会の席でお酒を入れたりして。自由にやる。

お酒の席だと,つまらないテーマだったら,
速攻で終っちゃう。誰かが煙草を吸いにいったり,
店員を呼んだり,トイレに立ったりするから。
スーツを着て真面目にやってる会議だったら,
すんなりと通ってしまうアイディアも,
飲み会の場ではスルーされてしまう。通らない。

だから飲み会という厳しい状況をくぐり抜けた
アイディア(具体的なイメージ)なら,
これはうまく行く可能性がある。

本当に「何か」を変えようと思うなら,
「何か」から具体的なイメージがずれていないかチェックし続けよう。

日本の社会が守ってる習慣や常識も,具体的なイメージ。
相当に「何か」からずれまくってるから,どっぷり浸かっている人は,
気をつけよう。日本から出たことがない人はとりあえず出てみよう。

ということで,今年も気の抜けない年でした。
2012年にまた会いましょう!
皆さんにとって2012年が力強くユーモアに溢れた年になりますように。
来年も油断せずに突っ走るぞー!!

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