2011年8月11日木曜日

・熱く呼びかける。集え若人ゴーゴーゴー!





日本を明るくするには地域の高齢者の方から。高齢者の方の素晴ら
しいところは、基準がはっきりしていることです。

元気か元気じゃないか、人生を楽しんでいるか、そうでないか。


ということ。

そんなの


そんなの当たり前でしょ、と思われるかもしれませんが、この基準が狂
っている人は実に多いです。少し前なら勝ち組や負け組みという基準が
ありましたが、いい大学かそうでないか、いい会社に勤めてるかそうで
ないか、そういう価値観によって自分の基準が振り回されている人が本
当に多いです。

そういう日本にあって、高齢者の方々が集まるクラスには、しっかりと
した基準があルことが多いのです。高齢者のクラスから日本の元気は作
られる、僕の実感です。



ハーモニー体操のクラスでは、クラスに根ざしたレッスンができるように
なるのが目的です。教わったことをクラスに来ている方に合わせて大胆
に変えていけること、そのためには、技術的に学んでいるだけではどうし
ようもありません。生のやりとりから、感じる技術・考える技術が必要で、
さらにはそれを言葉にして伝える技術も必要です。日本の学校では教え
てくれないから、我々の多くは身につけてません。

さらには、教わったことを固着させずに変えていけるためには、発想が柔
軟でなければいけませんが、コピー文化、真似する文化がはびこる日本
では、なかなか自分で変えていける胆力が育ちません。守破離という言
葉も、先生の言ったことを真似するというその逃げ口上になってしまって
いるのが現状です。

最後に重要な点は、経済的な理由です。あらゆる指導者養成講座では、
指導者になっても教室を成り立たせることができない指導者ばかりを養成
しています。具体的にどのメソッドがということは言いませんが、ほとんどの
養成コースを出ても、指導者として生計を立てることはできないでしょう。お
金じゃないものを得ているからいい。もちろん、そうですが、先生、とは、そ
の教室に生徒さんがいて、初めて先生です。生徒さんがいない先生は、メ
ソッド好きなただのお兄ちゃんとお姉ちゃんです。コースではこの点も真剣に
考えていきます。

以上のことを踏まえ、ハーモニー体操は、3つのパートからなります。

①身体の動き・学習理論のパート
②発想の柔軟性・考え方のトレーニングのパート
③教室運営のパート

です。フェルデンクライスを用いてアプローチするのは①の部分。
あとはまた別の方法論と技術でのぞみます。

やるぞー!

0 件のコメント:

コメントを投稿