2013年12月15日日曜日

・世界をハーモニー化しよう。ハーモニー体操のトレーニングコースはどんな場か?①

photo by Pakorn Lopattanakij


ハーモニー体操トレーニングコース詳細の発表が遅れていて、
来期お申込みしてくださろうとしている方には、
ご迷惑をおかけしています。

今、最終段階に入っており、
今年中には発表できると思います。

発表に先駆け、
若狭利男(ハーモニー体操最高技術顧問)
トレーニングコースを語ってもらいます。

ハーモニー体操のトレーニングコースは何をしようとしてるのか?

1)まず、ハーモニー体操のトレーニングコースの場が、何か特定の正しいものを教えようとしているのではないという事を知ってもらいたいです。私たちは、存分に遊べる「砂場」を用意して、そこで存分に遊んでもらって、するとあなたは(他人が教える事のできない重要な)何かを自然と学んでいくという経験をしてもらおうとしているのです。

誰でもそういう能力を持っているのです。

ハーモニー体操では、どこかに導こうとしません。



多くの様々なメソッドやトレーニングコースでは、沢山何かを教えてくれるかもしれませんし、何でも教えてくれる先生が親切でいい先生だと言われるものです。

でも、私たちはでき上がったパッケージを手渡して、それをコピーして教室でやってもらう、ようなやり方をしていません。何も教えないのに、高額な授業料を払ってもらおうとしているのです。 

なぜでしょうか? それには技術的な側面からも、生きていくという少し哲学的な側面からもそういうやり方しかないだろうと思っているからです。


2)ハーモニー体操では、特定の「これをやれば必ずうまくいく」ような理論を教えません。あるいは特定の筋肉を鍛えればいいとか、伸ばせばいい、という理論を教えません。もちろんインナーもアウターに関わらず、です。

昔だったら「筋トレをやればいい」「ストレッチやっておけばいい」みたいな言い方がありましたよね。今だったら、「コアを鍛えればいい」とかになるかもしれません。でも、目指している動きの全体のどこに、やろうとしている動きが位置づけられているか、という事を考えないと、やればやるほど、パフォーマンスは落ちていくと思います。

例えば、「大腰筋を鍛えましょう」という言い方があったとして、ジャンプならジャンプという運動のどのタイミングで、その大腰筋が働くのがいいのか、あるいはむしろ働いてもらったら困るのかということが、考えられていなければ、動きとしてはかえって下手になってしまうということが起きます。

もちろん、「筋トレ(ストレッチ・コアトレーニング)をやったからパフォーマンスが上がった」という人がいるのは知っていますが、それはもしかしたら、それまでにそういうトレーニングをやったことがない人が、変わった運動を始めたから、かもしれません。そりゃ、それまでに何もやっていないならば、パフォーマンスはあがるでしょう。でも継続して上がり続けているのでしょうか?

特定のトレーニングをずっとやっている人で、「最初はよかったんですけど、伸び悩んでいる」という人に沢山会いました。簡単に言えば、「要は○○をやればいい」みたいなスタイルで教えられているものは限界があるでしょう。

つづく



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