Photo by Pakorn Lopattanakij |
もう1ヶ月近く経過しましたが、先のバネッサスミス・ワークショップに
ご参加くださった皆様、どうもありがとうございました。
今回のワークショップ、バネッサとは、
今の時代を生きていくツールになるような、
モノを作ろうという打ち合わせをしてきました。
日本におけるボディワークは「心と体」、
あるいは「自然」というのがひとつのテーマですが、
どうしても個人の中に閉じてしまいがちで純粋・脆弱。
これを多様性を含んだ社会性があってタフなものにできないかな、
と考えてきました。
参加者は多彩。
このようなワークショップとしては異例で、
初日は30%くらいの方が男性でした。
年齢も20代から70代まで。
国籍も多様、4カ国から。
バネッサはふんだんにダンスの要素を取り入れました。
ペアで肩を組んで歩きながら、歩調を合わせたり、
スタート・ストップのタイミングをお互いのボディーコンタクトから察する、等。。。
部屋の隅々まで気を配る、他の人の動きを感じながら歩く、等。
これらを通して上達するスキルは、
気配りが上手な人や、営業マンの方、チームプレーが得意な人なら、
自然とやっている事でしょうけど、苦手な人にとっては雲を掴むような話でしょう。
ですから、ビジネスマンの方やダンス・スポーツの人のトレーニングとして、
可能性があると思いました。
あるいは、我々のように、
クラスの隅々まで気を配らなければならないような
インストラクターにも。
主催としては、もっとコンセプトを練り上げることや、
内容に一貫性をもたせることができたのではないか、
という反省はあります。
けれども、とにかく、自分の持っているものを総動員して、
新しいものを作ろうとしたバネッサの勇気に刺激を受けました。
またワークショップをはさみ、連日、どこかで懇親会が開かれ、
深夜までお互いの価値観が交流する機会がありました。
経営的にはスター先生を呼んできて、先生を遠い位置に置いておく、
これが正攻法。しかしそんな事で人は変わらない。
メソッドではなく、価値観が交流される場によって
人は変わっていくのでしょう。
外国に遊びに行くことを決めた人が何人も現れた事は嬉しい事でした。
参加したみなさんは、どう感じたでしょう?
ぜひ感想をお聞かせください。
yuki@aruyon.jp (Konrad Yuki Hutter)
今回来られなかった方は、次回ぜひ!
0 件のコメント:
コメントを投稿