2011年10月23日日曜日

ザ学で何を学ぶのか。



休憩時間なう。

本日は,ザ学の日。

ハーモニー体操のトレーニングコースの時間配分は,
全ての時間の半分はザ学である。

身体で感じたことを,どう統合していくか,
感じたことをどう論理とつなげていくか。

感覚派,理論派なんて,そんなつまらない分け方はナンセンス。
誰でも両方磨いていけるのだ。相乗効果しないとつまらない。

僕の敬愛する,モーシェ・フェルデンクライスやミアシーガル,
川喜田二郎先生,どの先生も,感覚も論理も強い。両方なのだ。
かたっぽなんて人生つまらない。

さて.....,


みなさん,朝から,ペアでチームになって,
相手にインタビューをしまくっている。

このインタビューはどう使うか。

「私があなただったら,こんなクラスをするわ」
というプレゼンのための資料にするのである。

つまり僕が木下さんだったら,
こういうクラスするよ,というのを,
木下さんにプレゼンするのである。

しかしやたらめったら,セオリー通りに,
まずはチラシつくってどうのこうの,マーケティングをしてどうの,
というのでは,まったくおもしろくない。
その辺のビジネス本みたいで工夫がない。

相手の人生史やキャラクター,状況を知った上で,
私なら,こういうやり方でやるわ,とプレゼンするのである。
他にはないクラスができるのよ,とプレゼンするのだ。
そのためには,相手を知らなければ。

ということで,まずは,相手にどんなことを聞こうかと,
調査項目を作る。(そういう技術も学ぶ。)

それから実際に尋ねていくのだ。

自分でも無視していることや,
つまらないと思っていること,
欠点だとさえ思っていること,
それさえもうまく使えば全て個性になる。

誰でも個性として生かせる経験をしているものだ。
でも多くの人は個性として生かせずに,
ただの事実として流れてしまう。
そして自分はたいした経験などしていないとつぶやくのだ。

また,ひどい人は,過去の失敗やなんかを,
ただの傷として引きずって,トラウマだと嘆き続けて人生を送る人もいる。
つまらない。全くつまらない。1度しかない人生をそんな風に過ごしてはならない。
全て生かしていかなければ。

また,誰でも何かに憧れる。しかし憧れてばかりだと,
自分とそれとの差にばかり目がいってしまって,
自分にしかない魅力に気づかなくなってしまう。
否,魅力だと思ってるものなんてたいしたことないかもしれない。

自分では,欠点だと思っていたことや,
人生史の汚点だと思っていたことも,
やりようによっては,全て個性となってクラスの特徴として生かせるよ,
ということに目を向けてもらいたい,それが狙いである。

こういう思想を,技術とセットにして学んでいくのが,
このザ学の特徴である。技術なき思想はなかなか力にならないのだ。

来たれ若人!

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